Anni’s blog

日々の学びの記録として/また10年前の自分、或いは10際下の弟に伝えるように、これまでや日々の経験・学び・思考(たまに甚だしい戯言)を記していきます。

演劇力向上ワークショップ体験記~第1章!!~ (2章はないです)

   

演劇のワークショップに参加しました

市民文化会館で行われる演劇力向上ワークショップに参加したことがあります。

 

全十数回の参加後、実際にある劇団の舞台の前座として十数分演劇をさせて頂くというプログラムでした。当時疲れて正社員の仕事を辞めた後、ナイトフロントのバイトを始めた頃でした。日中は時間がつくれるし、気分転換&いい経験になるはずだと書類選考を受けて無事参加できました。(そりゃそうじゃ、なんですが応募にあたり全身写真を撮らねばならぬというのがちょ〜恥ずかしかったです)

 

参加者の殆どが高校の演劇部員、ガチ勢の方々でした。(◎_◎)スゴイ

 

なんなんでしょうね...一人でいる時の武者震いは、一定の集団の中へ飛び込むと持ち前のビビリに変換され戻ってきます。とっておきの経験も一度きりの参加となってしまいました。

全てのプログラムを終えたらもっと素敵なことが学べたのでしょうが、1回の参加(オリエンテーション)でも学びが多かったので記録として残しておきます。

 

 講師(先生)はなんと劇団昴の方...!(私の好きな俳優宮本充さんが所属されている有名劇団...!!《鼻血》)

 

 心に残った先生のことば

⬇︎演劇だけでなくこれからの生き方にも通づるなと感じた先生の言葉⬇︎

・【挨拶や礼儀をしっかりする】

・【"自分のいる場を安全にする"】

・ 【"考え抜く"】

 

 

挨拶や礼儀をしっかりとすること

演劇というものは演者だけでなくその場所を提供してくれている方、道具を管理してくれる方、などなど色んな人の協力で完成する。だから感謝を忘れてはならない。そして現場へ入ったら元気いっぱいに挨拶をすること。 

そうやってひとつの素晴らしい演劇が出来上がるのだというお話を聴いて、どんなことやるにしてもそうだなあと、こんな当たり前のことができん大人は結構いるなあとそんなことを思いました。言われたらそうなのになんでこんな当たり前のことを大人はできなくなるんでしょうねえ...

 

自分のいる場を安全にすること

演劇として何かの役を演じるという行為を恥ずかしがっていてはどうしようもない

自分のもてる全力を全て出し切れるようにするためには、精神的に今自分がいるこの場所が安全な場所であるという安心感がとても大切。

そのために共に活動してゆく仲間とのコミュニケーション

 仰る通りとしか言いようがないのですが、そうやって自分の居場所を安全にするという積極的なアクションを取ることを意識しておらず「それ、めっちゃ大事やん」と納得しました。

そしてその日は、自分の居場所であるこのチームの中で自分が安全を感じ演劇ができるように、コミュニケーションをとりながらの柔軟やゲーム・レクリエーションなどが時間をとって行われました。

 

イデア(や面白いこと)思ったことについて更に考え、そこから更に考える

何かアイデアを出してみた時、或いは何か面白いと思うことを考えつこうとして考えた時、それはすんごくよく考えたものなのかもしれないけれど、往々にしてそういう最初に考えつくものというのは誰でも思いつくようなこと。そして既に誰かがそれらを具現化している場合が多いということ。

だから、そこから更に考え抜くことが必要になる。そうして出てきたアイデア、面白いと思ったことについて、更に、もっと面白くならないか考える。最初のものから更によく考えたアイデアであっても、それが面白いと思ったものであっても、はてさて最初よりは程度が減るかもしれないが矢張り同じような考えを持った人がまだまだいるから。

 これまたとてもタメになる、取り入れたい考え方でした。

題材についての焦点のあて方、角度、表現の仕方、これらを演じる仲間とともに出していくとき確かに必要になる考え方のように思えます。

演劇以外であっても、日常生活をちょっと面白く出来ないかとか、何か自分から発信するときとか、誰かを喜ばせたいだとか、仕事をより創造的にするだとか、色んな場面で使える姿勢のように感じます。特に自分が何かコンテンツを創り出すとき、それを発信するときには是非とも使いたい考えです。

 

 

最後に

「これから演劇をするときにこれらのことを忘れず心に入れておいて下さい」と先生。

さて、これからいよいよこの言葉たちを胸に演劇を......!!

 

 

 

 

始めません...

 よくないですね

ほんとによくないです。

 

 

参加者の殆どが顔なじみで演劇部の高校生の子たちということ、皆んなと喋ってとても楽しかったけどこれから輪に入れるか不安に感じたということから、どうしようもないヘタレの私は、結局、仕事が忙しくなってしまい今後参加できなくなりましたなんて常套句(じょうとうく)を使い逃げるように参加を辞めてしまったのです。

 全然自分のいる場を安全にできていませんね笑

 

しかし一度きりとはいえとてもよい経験になりました。

性格はそう簡単には変えられませんのです...

 

ほんとに意識高い系で書類には「自分を変えたいのです(キラキラ✨)」を書きつけ書きつけしておりました。

 

こんな感じでこれからも、知らないことに勇気を出して飛び込んで、途中でやっぱり大勢の流れの方へ日和(ひよ)って水から上がって逃げ返ったりを繰り返してゆくことでしょうが、どうぞこれからも宜しくお願いいたします。m(_ _)m